涙の中の気持ち『ココロ』!
怜華:同じ、サッカー部で、部長でした。クラス委員長で、生徒会の役委員もやってました。教師からの信頼もあつかったよ。青空高等学校に、行っているって聞いたけど・・・・・・・

沙織:・・・・・ふん、ふん、ふん、・・・・・・・・えっ!青空高等学校?・・・・・・

怜華:うん、そうだよ。何か問題でも?

沙織:ううん、兄と同じ学校だなってね・・・・1年生だから、兄に聞いたら、直ぐに分かるかもしれない。

怜華:えっ、そうなの?じゃあ、聞いてもらえない?

沙織:うん、分かった。話しが出来そうな、不陰気の時に話すわ。

怜華:うん。・・・・沙織?家に間に合ったの?

沙織:ん?あっ、さっきね・・・・・間に合わなかった。兄は既に、家に帰っていた。今日に限って早かった。兄に色々聞かれた。早苗や絵美の家に電話をしていたって言ってたし・・・・・・・・兄に、新しい友達って言ったら、家に連れて来るまでクラブに行っちゃダメって言われた。だけど、それを無視をして、ちゃんとクラブ尿行きますから、心配をしないで下さい。

裕也:沙織?それは、許さないぞ?

怜華:?お兄さん?そばにいるの?

沙織:ううん。ドアの外で、立ち聞きしていたかもね。ちょっと待ってて・・・・・

怜華:うん・・・・・・

沙織:お兄ちゃん?立ち聞きするのやめてよ?

裕也:ち、違う。聞こえただけや?

父:どうした?何もめている?

沙織:あ、お父さん?あのね、お兄ちゃんがね、電話の立ち聞きしていたの?

父:裕也?電話の立ち聞きするなんて、良くないぞ?男は男らしくしろ!いい加減、沙織のそばから離れなさい。お前は、父親じゃないんだからさ・・・・・寂しかったり、そばにいたがるのは、父親なんだぞ?まぁ、父さんは、そんな事はないけどな!ほら、裕也、おばさん達の、お酌でもしてあげなさい

裕也:あ、お、押すなよ?

沙織:ごめんなさい

怜華:聞こえたけど、いいお父さんなんだね?

沙織:そうかな?無口なお父さんなんだけど、滅多に、口を聞かないの。

怜華:そうなの・・・・お兄さんが、家にって言うならば、沙織が良ければ、いつでもいくけど?
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