学園へ、ようこそ!




「こんなところに
いらしたんですか?
桜様!!」




金髪美青年はそういうと
一直線に私のほうに駆け寄ってくる。


ちょッ!!?ww
持ってたバラ、どっかに
投げ捨てたよこの人!!

というか、桜様って…!?
どうして私、桜様って呼ばれたの??


そう疑問に思っていると…



!!!!!!!ガバッ!!!!!!!



私の視界が真っ黒に染まる。
物凄い力で抱きしめられてる!

痛い!痛い!ちょッ!!!
頭痛いんだけどぉお!!!!?

しかも…息ができな…い



『く…苦しいッ…!!
息、が…ぁ……死ぬッ……!!!』

「おっと、コレは失礼しました!
桜様!ご無事ですかぁ!!!!」



金髪美青年に抱きつかれたかと思うと
今度はガクガクと肩を持って
激しく揺さぶられる。



『やめ…て!
吐、くッ、!!マジ、吐、くか、ら!!!!
あん、たのせ、いで、
無、事じゃな、くなる!!!』


「!!!!

桜様、申し訳ございません。」



パッと目にもとまらぬ速さで
道端に額を擦り付け土下座をする。

あぁああ~…
高そうなスーツがぁ…







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