あなたに出会うまでの階段
住み慣れない町
小学校2年のとき、急に
お父さんの仕事の都合で
引越しすることになった。
その頃は特に仲のいい
友達がいたわけでもなく
寂しい気持ちもなくて、
近所との簡単なお別れを
済まして車に乗り込んだ。
1時間くらい車を
走らせて、着いた場所は
ほんとすっごい田舎←。
山と田んぼ、畑そして川
しかない所に引越してきた。
コンビニなんてものない。
あるのは夜7時すぎに
閉まる小さな商店と
駄菓子屋が2件と
自販機がぽつぽつと…。
しかもさ、朝の5時、
正午と夕の5時に
でっかいサイレンがさ
鳴り響くんだよね(笑)
まぢびっくりしたよ。
このご時世に空襲か!?
ってまぢで思った。
まあなんだかんだで、
荷物片付けてたり、
新しい友達と遊んでたら
あっとゆーまに月日は流れてた。
そんなときに初めてあなたと
出逢ったんだよね。