年下のチャラ男くん
〈果奈side〉
ガラッ
あまりにも大きな音で扉が開いたから、教室にいた全員が扉の方を見た。
「こっ…洸太!」
「ん♪果奈〜」
「えッ!?なんでココにいるの!?」
「いや〜、
それなんだけど、実は…」
洸太はあたしの耳元でコソコソと説明し始めた。
そしてわかったこと、
洸太と一緒に来た男の子は
日向くんと言うこと。
そして、その日向くんが
結衣に一目惚れしてしまったということ。
「そうなんだ〜!
でもすごいね、あの結衣を好きになるなんて。(笑)」
「まぁ、結衣は
顔が美人だしな〜♪」
ズキッ
ん??
なんだろ…、この傷みは。
「むぅ〜、洸太は結衣のこと
ずっと美人だとか思ってたんだ。
なんかショック〜。」
「なんだよ、ヤキモチかぁ?
かわいいな〜♪果奈は♪
俺は果奈が一番だよ。」
そう言って洸太は、
あたしの頭をポンポンしてくれた。
「はっ…恥ずかしいじゃん。
やめてよ…//////」
「あぁ〜!
果奈、照れてる〜、
可愛い〜♪」
「てっ…照れてないっ!。
洸太のばぁ〜か!」