年下のチャラ男くん
一目惚れ!?
「天野 果奈って人いる?」
とチャラ男くんがあたしの名前を呼んだ。
教室内がザワザワして、
みんなあたしを見ている。
無理もない。
あんなチャラ男くんがあたしを呼んでいるのだから。
あたしは呼ばれたので仕方なくチャラ男くんのところに行った。
「あたしが天野 果奈だけど、
何か用かな?」
あたしは小さな子供に言葉かける用な口調で話した。
だって後輩なんだから
いいよね〜♪
するとチャラ男くんは、
「ちょっとこい。」
とだけ言って、
あたしの手をひき、
廊下を歩き出した。