年下のチャラ男くん
「ちょっ…ちょっと待って!」
あたしがチャラ男くんの手を無理矢理話すと
チャラ男くんは[なんだよ]
と言わんばかりに一瞬
こっちを睨んだ。
「あなた一体何なの!?
いきなりあたしを連れ出して!
しかもあたしは、あなたのセンパイよ!?
敬語を使いなさい!」
あたしは思わず説教をした。
だってあたしはチャラ男くんのセンパイなんだもん!
別にいいよね───…?
そう言うとチャラ男くんは
ムスッ
とした顔をしてあたしの腕をもっと強い力で握って
理科準備室に入った。
そしてやっとチャラ男くんは口を開いた。
「お前、
俺に口答えしたな。」
そう言って顔を近づけてきた。
そして次の瞬間─────……。