死神の契約
「1週間の間、わたしがあなたの彼女になってなんでも言うこと聞いてあげる。これじゃー不服なの?」

「いや…俺の命はそれだけの価値なのかと…」

「なに言ってるの?この先、何十年生きてたとしてもこんな美少女と付き合えると思う?というか知り合う機会すらないんじゃないかなきっと」

「まあそう言われれば…」


しかし自分で自分を美少女というのはいかがなものか。


「でしょでしょっ?どうする?嫌なら私は帰るけど。私とエッチしたくない?」


『エッチ』という言葉に思わずドキリとしてしまった。



「さあ決めて!契約する?どうする?」

「いやでもさすがに死ぬのはちょっと…」

女の子はとてもがっかりとした表情をし、深くため息をついた。
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