死神の契約
マナの買い物も終わり二人で悠斗の家へと向かう。

恐らくマナに他に帰る家はないだろうから当然のことだろうが。


家へと着くとマナはすぐにご飯の支度を始めた。

「まだちょっと時間かかるから気長に待っててよ」

鼻歌まじりで台所へとむかってるマナはとても上機嫌といったところである。


「風呂でも入ってくるかな~」

悠斗は手持ちぶさたになり時間を潰す意味でも風呂へと向かった。

黙って座って待ってると何かそわそわして落ち着かない感じであった。

「一緒に入らないの?」

「多分そんなことしたらのぼせて倒れるわ」

マナが笑う。
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