死神の契約
夕飯も食べ終わり、マナの後片付けも終わった。

「じゃあわたしもお風呂入ってくるねー。なんなら覗いてもいいけど?」

いつも通りからかうように軽く笑うと風呂場の方へと向かった。


シャワーの音が聞こえる。

自分の家のシャワーをいま女の子が使っていると思うと自然と胸が高まる。


とりあえず明日の学校の予習でもして気を落ち着かせることにした。

一瞬、どうせ死ぬのに学校の予習などしても時間の無駄ではがないかとも思ったがかと言って他にすることはないので机に向かい続ける。



「ふう、気持ちよかったぁ」

少し勉強に集中してる間にそれなりに時間が経ったようで、マナが風呂場から出てきた。

「勉強なんてしてないで早く一緒に寝よっ」

マナが勉強してる悠斗の後ろから抱きついた。
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