闇姫~闇を抱える女~



あたし達ゎ喋りながら目の前の扉を開けた。
すると、いっせいにコッチを向く視線。
さっきまで五月蝿かった教室が一気に静かになる。
あたしゎ夜遊びする子しか近づけない。
喋りかけられても無視する。


てか、そんなに静かにならなくてもいいじゃん。
そう思いながら、自分の席につこうとしたら、



「雨宮!やっときたか!職員室に来い!」



あ~ぁ、先生朝から五月蝿いよ…
そんな叫ばれたら頭痛いつーの!

はぁ、と大きくため息をついて、先生の後をついて行った。


先「雨宮!おまえなぁ、これで遅刻何回目だと思ってる!お前ゎ成績いいのに……このままじゃ留年だぞ!分かってるのか!!」



ただ今、職員室で説教中で~す。
てゆ~か説教長すぎ……。

『ハァ、分かってるよ。今度から気を付けま~す(←棒読み)じゃ~ね!』


あたしゎ先生から逃げるように職員室を出た。


先「こらあぁ---!待て雨宮!!」


うおっ!追いかけてくんなよ!
うざいな~…
そう思ってると、





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