俺らの優しいお姫様
ワンショット
優姫side
*:.°☆°.:*
「あ、教科書忘れた・・・・」
帰り道、忘れものに気付いたあたし。
っと、自己紹介だね!
小崎 優姫といいます。
「絢乃!ちょっと取りに戻ってくるね。」
隣にいる親友、
矢野 絢乃に声をかける。
「わかった、先帰っとくね?」
「うん!ごめんね?」
あたしは今来た道を引き返す。
「・・・っはぁ・・・っはぁ・・・」
久しぶりに走ったら辛いものがあるね・・・。
そう実感した。
教室の前の扉を開けて中に入ると・・・・
人がいた。
逆光で顔が見えないな・・・・
誰かわかんない・・・。