俺らの優しいお姫様

爽side




*:..。0○✩°・





「・・・・・泣いてる」



小崎にその言葉を言われたとき、
少しだけビックリした。



今まで、何人か通っていったが、
誰も俺の涙に気が付く奴なんていなかった。



だけど、



それを小崎は気が付いた。



あんまり話したこともねぇけど。



そんな小崎に弱みを見せてしまったみたいだな。
























「なーに、一人でにやけてんの?」



「は・・?にやけてないし。」



小崎と別れ、クラブに顔を出していたところ。



おっと・・


自己紹介が遅れちまったみたいだな。



俺、藤井 爽。



バスケ部所属。
< 11 / 47 >

この作品をシェア

pagetop