俺らの優しいお姫様
「マネージャー・・・ですか?」
思わず聞き返す。
「おお。人手不足でさー。誰かいい子知んない?」
「・・・分かりました。探しますね。任せてください」
そう言って、はは・・・と笑う。
「あぁ、助かるよ。」
先輩も同じように笑った。
「いえいえ、俺はこんなことしかできないっすから。」
「そうか・・・。サンキュ。じゃあな。」
「はい。がんばってください。」
先輩の背中を見つめながら考える。
マネージャー・・・か。
思い当たる人は・・・
いるけど。