俺らの優しいお姫様


体育館に入るなりいきなり誰かとぶつかってこけたら大量のタオル?が頭におちてきた。



「た・・・すいません!!・・・・・・えと・・・?」


ぶつかってきた子が急いであたしに謝って・・・






固まる。




「・・・あ、見学に来ました。小崎といいます。」


ペコッと頭を下げると相手も慌てて頭を下げた。




そしたら、




「あーーーー!!あれって爽が言ってた子じゃない!?」


大きな声で誰かが言ったため、みんなの視線がこっちに・・・!!






そして、ゾロゾロと・・・・あたしの周りに・・・・

こ・・・・怖いんですけど・・・・



「へぇ・・・って何でTシャツかぶってんの?」


先輩らしき人が

あたしに手を差しのべながら聞いてきた。



コレTシャツなんだ・・・



「あ・・・ありがとうございます。えっと、さっきぶつかっちゃって・・・」


あたしは先輩らしき人の手を借りて立ち上がった。





「そうなんだ、ごめんな?」


「え?・・・なにがです?」



先輩らしき人が急にちょっと頭を下げて謝ってきた。




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