俺らの優しいお姫様


「じゃ・・・俺から。

2年高野涼、よろしく。」


こちらもまたかっこいいです・・・。


「はーい、次は俺!!早見陸!よろしく!!」


・・・もう、言うのも疲れたんで・・想像してください。


「近藤十雅、これからよろしくな。」


・・・はい。慣れましたよ、もう。カッコいいですよ。



なんか・・・イケメンばっかなんですけど・・・。
あたし・・・やってけるかな・・・



自己紹介してくれてる先輩たちの顔を見てると倒れそう・・・。




「中田雅章、まさあきだ!よろしく!!」


2回も名前言ってくれましたよ。


コノ人は熱血だぁ・・・!
今までと違った感じでおぉ!と思ってしまう。



「関口燐。なんかあったら言ってな。」


優しく微笑んでくれました。


「木野鉄平。鉄に平等の平だ。よろしくなぁ~。」


のほほんとしてるのかしてないのか・・・よくわからない人だな・・・



「高野向日です。よろしくね。」


って・・・あれ?
“高野”ってもう1人いたような・・・?


「あ、涼の双子の弟だから、」


ふんわりと微笑みました。


カ・・・可愛いですっ!!




って!!いきなりすぎて憶える暇ないんですけど!!



「2年はこれだけだ。じゃ、次は1年」




あたし・・・名前憶えれるかな・・・?


これほどまでに不安に思ったこと、あっただろうか・・・?



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