俺らの優しいお姫様


「藤井爽です。よろしくな。」


藤井くんが笑って言ってくれる。


うん、それは嬉しいんだけど・・・コノ人もカッコいいよね。
うん、コレはいじめですか?




あたしだけ・・ブスだなんて・・浮く・・よぉお!!



「風坂達也!よろしく~」


うん、知ってるよ。うん。もう言わないよ。





いじめっていうほどこのバスケ部はカッコいい人が多いです・・・・




「俺は三浦翔樹。これからよろしく!」


あ、同じクラスの人だ!!


ちょっと親近感を覚える。



「奥村健。違うクラスだけどよろしく!!」


あ!顔は見たことある!!


「吉田隆。雨が降るのふるだから!よろしく!!」


・・・顔もみたことない・・・




「ま、こんな感じだ。名前はコレから憶えてもらったらいいから・・・」

「っはい!!」


とにかく、バスケを知らなくてもイケメンばっかでも・・・
頑張ろう!!



「明日からよろしくな、優。」



「はいっ!!」




そして、あたしのマネージャーの仕事が始まったのです。



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