俺らの優しいお姫様
爽side
ずっと俺はドキドキしてた。
偶然過ぎて、ビックリして・・・だけど、嬉しかった。
隣の席に鳴った時なんかやばかったし。
「マネージャーになって」
なんて、お願いしたときは断られるんじゃないかと、はらはらしてた。
でも、
どうしても小崎がよかったんだ。
なんでだろうな・・・・
「藤井爽です。よろしく」
挨拶の時、小崎の緊張が伝わってきて、なんかこっちまで緊張したのを覚えている。
こんなの普通の俺じゃ、ない。
水瀬センパイの挨拶の後なんか、怖がってるのがわかって少しおもしろかった。
ころころ表情が変わっていてとても飽きない。