俺らの優しいお姫様


それから、小崎はマネージャーを頑張っていて、見ていて微笑ましかった。




「次、何やればいいですか?」



なんて、聞いている小崎を見て感心する。





次第に、水瀬先輩なんかとも普通に喋れるまでになっていた時には驚いたけど。












キーンコーン・・・



チャイムが鳴り、朝部が終わる。




それと同時に練習を終え、外に出る俺たち。




小崎はというと、


最後の最期まで残っていて、後片付け。





「手伝おうか?」




そんな俺の問いかけに



「大丈夫!これくらい。・・・それに私の仕事だから。」





そう言って頑張る小崎さん。



小崎らしい。








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