俺らの優しいお姫様
晴斗センパイと、颯介センパイの質問攻めの後・・・。
ぐったりした、俺。
あんだけ聞かれればなってもしかたがない・・・。
「はぁ・・・」
「爽。大丈夫?」
「え?」
見上げた先にいた、優姫。
思わずびっくりした。
そんな俺を見て、不思議そうに首をかしげていた。
「質問攻めだったもんね。」
そう言って微笑む顔を見たら、なんだか笑えてきた。
「まぁ、大丈夫・・・かな」
「なにその答え」
重い腰を上げ立ち上がった。
立ち上がるとやっぱり優姫は見下ろせる位置にいた。
なんだか、不思議。