俺らの優しいお姫様




晴斗センパイと、颯介センパイの質問攻めの後・・・。


ぐったりした、俺。



あんだけ聞かれればなってもしかたがない・・・。





「はぁ・・・」



「爽。大丈夫?」





「え?」


見上げた先にいた、優姫。



思わずびっくりした。





そんな俺を見て、不思議そうに首をかしげていた。




「質問攻めだったもんね。」



そう言って微笑む顔を見たら、なんだか笑えてきた。




「まぁ、大丈夫・・・かな」



「なにその答え」


重い腰を上げ立ち上がった。



立ち上がるとやっぱり優姫は見下ろせる位置にいた。








なんだか、不思議。






< 43 / 47 >

この作品をシェア

pagetop