最強女と最強男♥


「「ふぁぁ、おはよ~」」


入ってきたのは、あたしの兄貴。
しかも双子。


「「ああぁぁ!親父が葵に抱き着いてる!ずりぃ俺も!」」



さすが双子。
声もきれいにハモッて……




って、ちがーーう!!





『何でお前らまで抱き着いてくる!助けろよ!』


「葵は今日も可愛いな~。さすが俺の妹!」



は!無視!?
助け求めてんのに無視!?!


うぜぇ-----!!

もうこんな奴等知らねぇ----!!




 ドスッ!

 ボコッ!

 バキッ!


ん?最後の音はちょっと変だったて?
気にしな~い!


「「「いてー」」」


あれ?3人共うずくまってるよ。
まっいいか!

はれて、あたしは自由の身!!←(大げさ)

「あら、あなた大丈夫?」

「あぁ大丈夫だよ」

親父は腹を押さえて笑ってる。
兄貴達はまだ、うずくまってるし……


まっ!そんな事はおいといて…













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