桜色の風
と、その時だった。





スパァーン!と襖から豪快な音がした







そこに立っていたのは着物をきた、何か怖そうな人だった






あれ……?何か怒ってません………?








「テメェ等いつまで喋ってんだ?朝飯の時間だぞ」






「あ!蛆虫(ウジムシ)さんじゃないですか!おはよーございます!」






「誰が蛆虫だゴラァ!それならテメェは喧しい蠅だ!ハ・エ!!」






「……だって。一」






「え?俺なの!?」






「テメェだよ総司ッ!!!」







ダンッと壁を殴る、怖い人。





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