桜色の風
「テメェ。助けてもらった身なのに偉そうじゃねぇか」






『か、勝手に助けたのはソッチでしょ!?』







私は男の人から目を逸らす





うぅ……何であんなこと言ったんだろ…





私のバカッ!大バカァ!!!







『だ、だいたい…ここは何処なんですか?』







「ハァ?お前、何言ってんだ?」





「言ったでしょ土方さん。この子は土方さんと同じくらい馬鹿だって」






「だって薩長も分からないんだよこの子?」







「ハァァァァァァ…?」






男の人は私と、…総司さん(?)を交互に見た
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