桜色の風
「男にふりをしてもらわねば、君も困るだろうしなぁ~…それに、」







『それに?』








「男共が騒ぎ出して収拾がつかなくなるからな」








『そ、そうですか………』








 


 ………女だったら、ブサイクでも襲うのかな。








「まぁそういうことだ。いいかな天宮君?」






『はい!全然OKです!』







「……オーケー………?」






『あ、違った!全然大丈夫ですよ!!』







 そうだ、そうだ。英語は伝わらないんだ………






 何かいろいろと面倒だなぁ………


< 55 / 58 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop