天使と悪魔
「明日は大丈夫?」
「うん、大丈夫だよっ!」
明日は私の17才の誕生日。
明日、ジュリアの家で誕生日パーティーを開いてくれることになってるんだ☆
しかも、ジュリアの友達も何人か紹介してくれるみたいだし、友達が増えたらいいな。
その時。
私のスカートがブワッとめくれた。
「ひゃあっ!!」
これは風のせいなんかじゃない。
「っ何すんのよっ!!」
そう、こんな事をする奴は一人しかいない。
「エリオ!!」
『エリオ』
真っ黒な髪がピョンピョンはねてて、口元からのぞく八重歯がまるで吸血鬼の様。
ヤンチャ系男子。
っていうか、悪魔の男の子。
何かと私にちょっかい出して来て、ホンットやなヤツ!
「へへっ、ボーっとしてるほうが悪いんだよっ」
べーっと舌を出し、ケラケラ笑いながら去っていくエリオ。
「…ったく、ほんとやなヤツ!」
ため息をついて、腕を組む私。
すると、隣に居たジュリアの視線に気づく。
「杏~?」
ジュリアは、ニヤニヤしていてちょっと不気味。
「なっ何?」
「もうちょっと素直になったら?」
「何がっ!」
「フッ、いえいえ、何でも?」
もうっ……何なのよ!
「うん、大丈夫だよっ!」
明日は私の17才の誕生日。
明日、ジュリアの家で誕生日パーティーを開いてくれることになってるんだ☆
しかも、ジュリアの友達も何人か紹介してくれるみたいだし、友達が増えたらいいな。
その時。
私のスカートがブワッとめくれた。
「ひゃあっ!!」
これは風のせいなんかじゃない。
「っ何すんのよっ!!」
そう、こんな事をする奴は一人しかいない。
「エリオ!!」
『エリオ』
真っ黒な髪がピョンピョンはねてて、口元からのぞく八重歯がまるで吸血鬼の様。
ヤンチャ系男子。
っていうか、悪魔の男の子。
何かと私にちょっかい出して来て、ホンットやなヤツ!
「へへっ、ボーっとしてるほうが悪いんだよっ」
べーっと舌を出し、ケラケラ笑いながら去っていくエリオ。
「…ったく、ほんとやなヤツ!」
ため息をついて、腕を組む私。
すると、隣に居たジュリアの視線に気づく。
「杏~?」
ジュリアは、ニヤニヤしていてちょっと不気味。
「なっ何?」
「もうちょっと素直になったら?」
「何がっ!」
「フッ、いえいえ、何でも?」
もうっ……何なのよ!