君に恋をする
あたしは体を向けないままそこに立ってた



「あのさ………色々と無理すんなよ？？」


なんなの………坂本のくせに。


いつも……意地悪するくせに………


優しくしないでよ……


キーンコーンカーンコーン


「行かないと……」


ちょうどチャイムが鳴ったから腕を無理矢理振りほどいて教室に戻った



少したってから坂本はきた


その授業は坂本をずっとみてた


坂本………好きだよ。

そう心の中で呟いて……


でもそんなあたしをみてる小野沢くんを気付いていなかった
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