【完】別れの季節、出逢いの季節-勿忘草の想い-
新たなスタートへ向けて
あのあと学校の近くの公園で…たくさん、写真を撮った。
同じ学年の友達、わざわざ来てくれた後輩、それから先生。
たくさんの、感謝すべき人。
…感謝してる人。
そして、ほとんどの人がはけた3時過ぎ。
私と勝人と藤架は、公園の4つのブランコのうち1つを空けて、しみじみと…話していた。
「ほんとに終わったんだね」
「夢みたい…。なんだか、もうクラス全員で合うことがほとんどないなんて想像つかない」
目に涙を浮かべる藤架。
「…ったく、5月に同窓会するって言ってただろ?淋しがんなくてもいいって」
「そういう勝人が一番話長かったよね」
「…まぁ、そうだけど」
言い返せなくなった勝人を見て、私は少し笑った。
藤架も、泣きながら…笑みを浮かべている。
「ねぇ……これからも3人一緒にいられるよね?」
同じ学年の友達、わざわざ来てくれた後輩、それから先生。
たくさんの、感謝すべき人。
…感謝してる人。
そして、ほとんどの人がはけた3時過ぎ。
私と勝人と藤架は、公園の4つのブランコのうち1つを空けて、しみじみと…話していた。
「ほんとに終わったんだね」
「夢みたい…。なんだか、もうクラス全員で合うことがほとんどないなんて想像つかない」
目に涙を浮かべる藤架。
「…ったく、5月に同窓会するって言ってただろ?淋しがんなくてもいいって」
「そういう勝人が一番話長かったよね」
「…まぁ、そうだけど」
言い返せなくなった勝人を見て、私は少し笑った。
藤架も、泣きながら…笑みを浮かべている。
「ねぇ……これからも3人一緒にいられるよね?」