【完】別れの季節、出逢いの季節-勿忘草の想い-
 ―――もうすぐ役目は終わると思っていたけど。



「チケットの発売来月だったよね?」

「やっべ!もう金使えねぇ」

「佐久間ダサっ」

「黙れ!」



 もう少し先まで、



「その来月、また新曲出るって聞いた?」


「「「聞いてない!!」」」



 見守ってみるのもありなのかもしれない。



 もうメッセージを伝えることができないとしても―――――…



 「私を忘れないで」


 …忘れなくとも進んでいけるということを教えてくれた


 彼女たちを。



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