苦い味でも惹かれ合う
普通の音叉に比べたらかなり小さいその二つを手にとる。







チェーンから外し、二つをコツンとぶつけ、耳を澄ます。






凛とした音が耳に、微妙な音量で響いてくる。





「響」
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