苦い味でも惹かれ合う
とはいってもとても平気なようには見えなかったので、とりあえず私は瞬を寝かせてキッチンを借り食事を作った









「勝手にキッチン使ってご免」







「大丈夫。親なんて滅多にこっちには帰らないし」







熱に負けて潤んでいる目が、高熱を知らせていた。
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