苦い味でも惹かれ合う
「あ、大丈夫・・?まだ熱あるでしょ」







素早く体温計を取り出し俺の額に手を当てる響はもういつもと同じ顔に戻っていた。









「うん・・・・分かった」



何が分かったんだよ、自分。




とりあえず俺はゆっくりと、自分の額に当てられた手をはがした
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