不良君の秘め事
授業が終わりお昼の時間になった、

クラスでは大体のやつがグループを作って食べている。


…なにチラチラ見てんだよ。食いずれぇ…
てか、その目「此処で食うの?」って思ってるの丸分かりだから.

此処で昼を食う気にならなかった俺は違う場所を探す事にした.


結局.いろんな思考をめぐらせて(一番に思いついたが)屋上に行くことにした。

屋上の鉄製のドアを開けた。

そこには.メロンパンを口一杯にほうばっている眼鏡女が目に入った。

…名前なんていったか………………てか覚えてねぇ.まず俺今日転校したばかりだし.こんな影薄い眼鏡なんて多分一番最後に覚える感じじゃねぇか。


俺は眼鏡の存在を無視し近くに座った。(うるさそーではねぇから)

するといきなり眼鏡が、

「あの佐伯君.わ…私存在してますよ?」

…ぶほぉ.やべぇ吹きそうになったじゃあねぇか!
なんだよ存在って。まるで自分が幽霊みたいじゃねぇか!

「はぁ?」
思わず聞き返しちまった。

「あ.あの…その…」

まぁいいやなんか長くなりそうだし
「なんだ、うるさくするんなら失せろ眼鏡」
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