不良君の秘め事
私の声はそこで止まった、
何故なら佐伯君が私の首をつかんで持ち上げたからだ…

「なんだてめぇらまだ去ってなかったのか早く去れって言ったのによ」

そう言って佐伯君はニヤリと笑った…


…怖い正直凄く怖かった今すぐにでも逃げたいと思った…でも佐伯君をここに置いて行っちゃいけない気がした.

私は気が付くと佐伯君にビンタをしていた…

…えぇぇぇ!手が手が勝手に佐伯君ごめんなさい;

「佐伯君.わ…私ですよ!!」

そう言った.瞬間、首は解放された

「眼鏡か?」

…あの私の名前は山元華ですよ…佐伯君.眼鏡ってクラスの人より悪いじゃないですか!山までは大抵合ってますし…そういえばさっきの人も眼鏡って言ってました…


「それ.なんて返事したらいいんですか佐伯君!私は眼鏡かけてますけど名前は眼鏡じゃありませんよ!」

「あぁ.分かっとる…すまんな…その…いきなり」




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