秘密な彼氏は先生
「きゃー先生っ!!」
この叫び声でクラスのみんなが前のドアを見た。
そぅ今の時間にいるはずのないあの人。
『ちょっと忘れ物をね』
先生は一直線に教卓へと向かった。
中から教科書らしきものを取ると
『みんなうまそーなの食ってるな。』
「先生には作ってくれる人いないんですか?」
ある男子がニヤニヤしながら聞いた。
『それがいないんだよなぁ。』
へぇー。
先生結婚してないんだ。
してたら、奥さんの手作り弁当があるはずだけど。