俺様婚約者~お見合いからの始まり~
…カチャリ。
部屋の鍵を外して扉をあける。
「お母さん、私ね、」
「この子は!澤乃井さんに何て失礼な事を!!」
バチーン!!
顔を見るなり母の強烈な平手打ちが襲い掛かってきた。
「……!」
頬を押さえながら母を見た。
驚きで声も出ない。
「…澤乃井さんはね、経営の行き詰まったうちの会社を救う為に今回のお話を下さったのよ。
悠斗さんがもし気に入らないのなら、あなたには藤井商事の正樹さんとのお話もあったからそちらにしましょうか。」
…え?藤井商事の息子って…。
確か五十過ぎのおじさんよね…。
えええー!!嫌よ!
…しかしうちの会社って、ヤバかったの?
初耳なんですけど…。
部屋の鍵を外して扉をあける。
「お母さん、私ね、」
「この子は!澤乃井さんに何て失礼な事を!!」
バチーン!!
顔を見るなり母の強烈な平手打ちが襲い掛かってきた。
「……!」
頬を押さえながら母を見た。
驚きで声も出ない。
「…澤乃井さんはね、経営の行き詰まったうちの会社を救う為に今回のお話を下さったのよ。
悠斗さんがもし気に入らないのなら、あなたには藤井商事の正樹さんとのお話もあったからそちらにしましょうか。」
…え?藤井商事の息子って…。
確か五十過ぎのおじさんよね…。
えええー!!嫌よ!
…しかしうちの会社って、ヤバかったの?
初耳なんですけど…。