俺様婚約者~お見合いからの始まり~
気持ち
その後、ホテルにでも行くのかとドキドキしながら彼の運転する車に揺られていると…。

「はい、着いたよ」

彼に助手席のドアを開けてもらい着いた先には我が家がそびえ立っていた。

…なぁんだ。

……。

あれ?私、今、残念…とか思った?

な、何を考えているのよ。

そんな事を考えながらドキドキしている私を見て悠斗はクスリと笑った。

「これから、少しずつ…ね?
とりあえず今日はシンデレラの時間は終わり。
そんな不満そうな顔しないで」

…え?

何、また読まれちゃってんの?…ていうか、ギャー!!恥ずかしいっ。

私ったら、出会ってまだ二日目なのにノリノリみたいじゃないの!!


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