先生が教えてくれたこと


「明日かぁ…」


玄関で靴を履く先生の背中に言った。



「どうした?不安?」


「う〜ん…」


あたし自身もよく分からないモヤモヤが、心の奥にあった。



「今まで頑張って来たんだから大丈夫だって。小論に関しては自信持って受けて来い!」



先生に軽く肩を叩かれ、あたしの気持ちは軽くなった。


先生に大丈夫って言われると、本当に大丈夫な気がして。



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