先生が教えてくれたこと
「遊園地行こうか。」
「はい!」
「ここから1番近いのは…」
「5駅隣のところです!」
「5駅隣…なんとなく分かった。」
その遊園地はそんなに大きくないけれど、昔から家族と行ったりしていた思い出のある遊園地。
この思い出の地にどうしても先生と行きたかった。
「日にちなんだけど、明後日でもいい??最後の授業の日。」
「先生大丈夫なんですか?」
「俺は大丈夫。あっすーは?」
「大丈夫です!」
先生とナイター遊園地。
どうなるんだろう?
考えただけで、勝手に表情が緩んでしまう。