先生が教えてくれたこと
「ほんとに床でいいの?」
ベッドの横に布団を敷きながら、先生は聞いた。
「良いんです!」
先生のベッドで寝るとか絶対無理だから!
お泊まりって時点でもうアウトなのに…
「はい、できた。もうこんな時間だし、寝よ。」
時計はもうすぐ1時になろうとしていた。
寝れる自信ないけど、明日も学校だし、とりあえず布団にだけ入っておくか。
「明日何時に家着けばいい?」
「7時半前なら大丈夫です。」
「わかった。それじゃあ、おやすみ。」
「おやすみなさい。」
そして先生は電気を消した。