愛騎士
2人が向かった先は公園だった。
この公園は地区1大きくカップルのデートスポットでお馴染みだ。

そして凛達は草影に隠れながらマリア達の様子を伺っていた。

凛「おい、瑠威」

瑠威「何ですか?」

凛「此処でお前の姉ちゃんが金渡したらどうすんだ?」

瑠威「!?…わかりません。ただ今は、姉さんの事を信じたいです。
姉さんもきっと僕と一緒に一族を復興させたいはずだから…」

凛「そうかい」

愛「リンちゃん、あれ」

愛が指差した先には、マリアが白い封筒を男に渡している所だった。

男は封筒の中身を出した。それは金、札束だった。

男は金を貰うとその場を去っていった。

瑠威「嘘だ…」

愛「瑠威くん……」

瑠威「姉さんが、そんな!!」

凛「瑠威!!」

瑠威は走り出した。

ベンチに座ってる姉のもとに……
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