Ⅰlove you.


「why?!why?why???」

『五月蝿い。黙れ』

持っていたフライパンで殴られる私。

・・・・・・(グスッ)

痛いんだよ?!

葵の中の辞書には手加減という言葉が

載っていないカラ。

マジでやってくる。

『そんな時間からかよ・・・・

詩ちゃんよぉ~なんで言わねぇかなぁ~』

私の髪をガシガシと乱暴に撫でてから

自分の胸に引き寄せポンポンと・・・

さっきと違い優しく撫でる茜。


「・・・・・だって・・・」

私の保護者じゃないし・・・

そぅ。茜は、私の保護者じゃない。

葵のお兄ちゃん。

赤の他人。

先生。

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