先生と私
side 恭哉
生徒の気持ち
今日は、沙穂の授業の日。
正直、来てくれるか分からないけど…
もし来なかったら、
家まで行く。
なぜかそんな覚悟が俺の中にあった。
『せ、先生こんに…』
来てくれた…
そう思った時には、ずっと聞きたかったことを聞いていた。
「沙穂、あの日はなんだったんだ??」
って。
そしたら沙穂ってば、
俺に逆ギレすんだもん…
しかも、挨拶を最後まで言えなかったことで!!
笑わずにはいらんないよ…
沙穂は、ホントに飽きないな。