先生と私
side 恭哉
大人
ドアを開けると、マロンが
出迎えてくれた。
猫が大好きな俺は、
もちろんマロンが可愛くて仕方ない。
沙穂を部屋にいれた時から
俺の心臓がドクドクいってる。
コーヒーを出すと、
沙穂は飲めないらしいし…
どうしようか迷ってたら
飲めないってのは、嘘らしいし…
俺、馬鹿にされてない!?
年下の沙穂に、下に見られてる気がする。
先生の立場ねーな…