白雪姫の物語
「‥‥‥‥‥」
どうしよう、目の前に白雪姫が居る
絵本とかで出てくる、白雪姫
「‥‥‥」
小鳥と、会話してる;
私、白雪姫で良いのだろうか;
やっぱり、おしとやかで、優しくて、可愛くて、気品がある子が、白雪姫なんじゃないのだろうか‥
私には、それが無いような‥;
「‥‥あら、ずっとそこに居たの?」
‥‥う、白雪姫に気づかれてしまった;
「は、初めましてぇ!!
白雪、姫と申します!!」
「‥‥え!?
同じ名前!素敵♪白雪姫、一緒に、遊びましょう♪」
わぁお‥やっぱり白雪姫は心がとても広いな~‥
「良いの?」
私なんかが、白雪姫と一緒に居て良いの?
私は、白雪姫だけど、おとぎ話の白雪姫とは違うんだもの
「え?いけないのかしら?
いいじゃない♪一緒に森を散歩しましょうよ♪」
‥そのまま、私は白雪姫に流され、楽しい時間を過ごした‥
けど、視線が痛かった
「‥お前も白雪姫なのか?
魔女じゃないのか?」
と七人の小人の内の一人に言われた
‥私は、やっぱり魔女の方が似合ってるんだろうか
「‥‥‥‥‥‥白雪姫‥」
こんなことを聞くのは、おかしいんだろうな‥