白雪姫の物語
「ゆー君~」
「っ!?香苗さん!!」
‥‥かなり、驚いている
ゆー君とは、うちの学校のイケメン
年下の王子様なのだ
「香苗で良いよー」
「~~///
ま、眩しいです!!」
「‥‥‥このバカップル」
「良いじゃん、バカップル♪」
「~~///」
ゆー君、顔が真っ赤
学園の王子様は、香苗にベタ惚れだったりする
「‥‥‥‥良いなー
リア充」
「姫さんに、誰か紹介しましょうか?」
「‥‥遠慮しときます」
ゆー君には悪いが、年下には興味は無い
「あ、そうですか」
「ごめんなさい」
「良いですよ」
「姫は、年上が好きですもんねー」
「うん」
そのくせ‥
その恋が実ったことはない
年上を好きになった
けど、それっきり会うこともない