白雪姫の物語





好きだと、再確認した




とてもきれいになっていて‥





俺の周りに集まる女子には失礼だが




姫が、一番、この世で綺麗だと思った




どんな女の子よりも、姫が一番だとおもった





「‥‥」





今、姫は俺の腕の中





‥幸せだと思う





「‥‥好きだ‥」






伝えたいんだ、この思いを、この気持ちを‥





姫に伝えたいんだ







「‥‥とりあえず‥」




姫の看病からかな






苦しそうな姫の顔




俺に姫の苦しみが移ってしまえばいいのに






「‥‥‥」





‥姫の寝顔‥




レアだよな‥




俺は、姫の近くに居る





姫は、俺を選んでくれた






ずっと、好きだった





ずっと、どんなにも女子に告白されても、何もなかった




浮かぶのは、姫の魔女役の姿





きっと、苦しんだんだろうな‥




白雪姫の劇で、姫が、同姓同名の姫が、白雪姫を演じれない





そんな、姫の顔が浮かぶんだ




近くに居たい、そう思った




それが叶って‥





「‥‥幸せなんだよ‥」







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