白雪姫の物語
色付くリンゴ
「‥‥‥‥」
「‥‥‥‥‥」
‥‥‥‥何を話せば良いのだろう
「‥‥白雪 姫です
初めまして」
「‥‥初めまして、夕(ユウ)から説明されて来ました
新藤 真(シンドウ マコト)です」
なんか、重い
しかも、放課後の教室に二人きりにする、あいつらがわからない
しかも、隣の教室で盗み聞きをしていると考えられる
「白雪姫‥‥なんですか?」
「‥‥はい」
恥ずかしいなぁ、白雪姫って容姿でも無いのに
「白雪姫‥‥
字も、いっしょなの?」
「‥‥はい
白雪姫って、柄じゃないんですけど」
「‥‥そんなことない」
「‥‥‥‥‥‥」
わぁ、すごい
意外に、イケメンだ
真君、見たこと無いなー
噂も、聞いたこと無いかも
「俺の顔、何か付いてますか?」
「いいえ、いたって綺麗です」
「‥‥変な人」