伝説
私は…
私の母も祖母も神澤当主は未来等が見える

見るのは気力などを使うため体調を崩しやすく
そして短命でもあったが…
「清明私は神澤当主だがコントロールは卑弥呼にも負けない自信があるから
鈴ちゃんに会えるのを楽しみにしたからきっと力が溢れたのよ」

心配させたくないし

「私よりも精神力を使う清明殿に心配させるのは申し訳ないしな〜
あ〜あ鈴ちゃんの可愛い笑顔見たら体力回復したのに〜」

ウインクをして軽薄そうに話す

「姫様、夕飯は外食なら昼食は姫様の手作りですよね楽しみ〜
あっ、姫様が気に入るなら私も大好きになりますね」

あえて話を変えてきた鈴ちゃん

「きっと気に入るわよ、
頭良いし、可愛いし、何よりも優しい
で、家に帰るのには歩きか迎えどっちが良い?」

ニッコリ笑った鈴ちゃんは

「もちろん歩きで姫様の近況を聞きたいですし」

…もぉ、可愛いな〜

「じゃあ帰ろ<キンコーンカンコーン>」

終了のチャイムってことはあいつらも…

「鈴ちゃん、私の悪口言われても無視だからね?
絶対に術を使わないように」

首を傾げながらも「分かりました」と頷く

「じゃ帰ってご飯にしようか」

「はい」

この時理事長室から出るのを見られるなんて予想出来なかった
しかも鮎沢真達に見られているなんて…
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