伝説
…鈴ちゃんと昼食を食べ終え、
デザートのシャーベットを食べにこにこ

「姫様、このシャーベット凄いおいしかったです」

…作ったかいがあったな

「鈴ちゃん、
仕事の話して良いかしら?」

シャーベットを食べ終えたから話を変えると

「お願いします
姫覡さま、影鬼だけでなく様々な妖にも影響がありました」

真剣な表情の鈴ちゃんは清明の仕事をしている

「私にもまだわからない
ただ、影鬼や妖は歪みが原因だ
歪みを正さなければ止められぬ
そして歪みを正すきっかけは

女で清明として生まれた貴女に

儀式を略式で行った為にまだ、詳しくはわからない」

難しい顔をしている

「すまぬな
私が力を出したら問題がでる
過ぎた力は問題しか起こさんが
封じるとこのような時は不便だ

多少の事ならば問題無いがな、
これはな…」

事が重大過ぎて大変なんだよ…

「私の力がコントロール出来て
力に堪えられる肉体と精神が…
すまぬ、幼い貴女にこのような
危険な目に合わせるのに…」

罪悪感もあったんだ

「姫覡さま、私は自分の役目を
女の身で清明になったのは神が
私の宿星故にありますから」

力がある瞳で言葉を紡いだ清明

「姫覡さまの力の方が制御にく
「清明、ありがとう」

言葉を遮り感謝をした

「弱気になっただけだ
心配させて悪かったな」

それしか言えない。

「清明、儀式はまだ出来ぬが、
何かわかったら知らせる

…さぁて、仕事の話は終わりで
今日の夕飯はね、外食だから」

無理矢理話を変えた
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