伝説
小学校低学年位の子と幼稚園位

出歩くには幼い少年たちは兄弟だろう

「こんばんは、良い月夜ね?」
何となく声をかけてみたら

「あんただれだ」
弟は兄にしがみつき兄は私を憎むようにみてきた

「私は神澤理桜、貴方達の名前は」

「間君尋(ハザマキミヒロ)、しず」
「間静(ハザマシズカ)」
二人は私を警戒しながら自己紹介してくれた

「二人とも綺麗な名前ね?公園は楽しいから仕方ないけど心配されない?」

ブランコに座り質問したら

「あいつがかえるなって、俺達いたら男来ないから消え消えろって、殴る」

君尋君は少し寂しそう

「君尋君、静君ご飯たべた?」

「あんパンたべた」静君が言うけど、
「にー食べてないの」哀しそうに言うから

「私ね、これからだから付き合ってほしいな」

君尋君、静君に言ったら
「近くにファミレスだから」

疑いは消えてないけど

ぐぅ〜と腹の音がしたから

「付き合ってくれるね?」

二人とファミレスに向かった

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