。☆+金髪ヴァンパイア+☆。
甘々な王子様
牙から私の血を垂らして
近づいてくるライは、
再び怪しい目になってる
「な、なにするつもり?」
「んーー?こんなこと」
「こんなことって…っ?!」
一瞬過ぎて何があったのか
良くわかんなかったけど…
目の前には、
綺麗過ぎるライの顔
「ん?え?ら、らい?!」
そして唇の感触……
これって………
巷でいうキス?!
チュッて音だけならして、
わたしから離れると
満足そうな笑顔…
「なっ……//?!
ふざけんなぁああああ!!!」
私、ファーストキスまで
吸血鬼に奪われた?!
「照れちゃって可愛い♪」
自分の頬に手を当てると、
熱くなってる……
なんでこんな奴に…
らいなんかに
ドキドキするの?!